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逆浸透膜方式のメカニズム


・水に溶け込む微細な物質をほぼ除去する逆浸透膜のメカニズム

モジュールは浸透膜(メンブレン)を何層にも重ねて、のり巻き状に巻き容器におさめ、大きな表面積で多くの水を処理する事ができます。ここでは逆浸透により原水は純水と廃棄水に分離されます。不純物を廃棄水として処理するため、目詰まりも少なく長期間にわたり使用できます。浸透膜(メンブレン)の孔は0.0001ミクロンと極めて小さいため有機物分子やガス分子以外あらゆる混入物の分離が可能になりました。この高度濾過と逆浸透のメカニズムが一体となり優れたメンブレンが構成されています。

 

 

逆浸透膜の仕組み:10000分の1ミクロンのウルトラフィルター

逆浸透膜方式の原理

半透膜で仕切られた槽の一方に希薄溶液を、また他方に濃厚溶液を入れた時、両溶液が平衡に達しようと希薄溶液側の溶液が、濃厚溶液側に移動する現象を「浸透」と呼びます。
浸透が平衡に達した時、両液間に生じる圧力差を「浸透圧」と呼びます。
一方、濃厚溶液側に浸透圧より大きい圧力をかけると、浸透現象とは逆に溶液が濃厚溶液側から希薄溶液側に移動します。この現象を「逆浸透」<Reverse Osmosis:RO>と呼びます。

逆浸透膜方式と他方式の比較表
下のサムネールをクリックすると拡大画面(PDF)がご覧になれます。

有効処理範囲 各方式の特性 除去率

逆浸透膜方式の供給水温による透過水量
逆浸透膜方式は供給水温により、生産水量が変わります。
各水温条件での生産水量目安は表をご覧下さい。

ROとイオン交換の比較

 
RO(逆浸透膜)純水装置
イオン交換器
生産能力
分離膜のため回収率30〜50%程度
樹脂量に比例する
電気伝導率
(原水150μS/cm)
5〜30μS/cm
1〜3μS/cm
水質安定性
長期的に安定
イオンの吸着容量に限界があり
水質変動しやすい
有機物除去
ほぼ完全除去
×
除去不能
システム
分離に加圧の必要がある
装置が簡便
メンテナンス
定期メンテナンス
使用量に応じた再生が必要

水質を表す単位

◆イオン性の物質(電解質)を表す単位

mS/m ミリジーメンスパーメートル 電気伝導率
数値が低い程不純物が少ない
μS/cm
マイクロジーメンスパーセンチメートル 電気伝導率
1μS/cm=0.1mS/m
MΩ・cm メガオームセンチメートル 比抵抗値
数値が高い程不純物が少ない

電気伝導率と比抵抗値の換算方法

  MΩ・cm = 1÷αμS/cm    例: 10MΩ・cm = 0.1μS/cm

 

◆有機物量を表す単位

TOC 単位 mg/L・ppm等 全有機炭素量(有機物)を表す

◆割合・濃度を表す単位

ppm
1ppm = 100万分の1%
1ppm ≒ 1mg/L
ppb 1ppb = 0.001ppm 1ppb ≒ 1μg/L


ppmは電気伝導率を表す単位としてもよく使われています。
その場合、1ppm = 0.5 × αμS/cmとして簡易に換算することがあります。

純水の種別と比抵抗値の目安

理論
純水
(H
18.3MΩ・cm 純粋なHO(電解質を全く含まない水)実際には精製不可能。
超純水
18.2MΩ・cm
(10.0MΩ・cm以上を
超純水と表す場合もある)
一次処理された純水を循環ラインにて更にイオン交換することにより精製、維持される。半導体洗浄や高度分析の分野で用いる。
高純水 1.0MΩ・cm以上
(1.0μS/cm以下)

RO等によって一次処理された純水を更にイオン交換して
精製される。精密部品洗浄、一般洗浄などで用いる。
純水 0.1MΩ・cm以上
(1mS/m以下)
ROまたは、イオン交換樹脂などで不純物(主に電解質)を
除去した水。一般洗浄、加湿供給水などで用いる。

水の硬度とは

「硬度」とは、水に含まれるカルシウムとマグネシウムの合計量を数値化したもので、単位はmg/Lです。
水1リットル中に含まれるカルシウム、マグネシウムの量を、炭酸カルシウム(CaCO3)の濃度に換算した
重量(ミリグラム)です。数値の高いものを「硬水」、低いものを「軟水」と呼びます。

理化学辞典では、
・ 硬度0〜178未満を「軟水」
・ 硬度178〜357未満を「中間の水」
・ 硬度357〜を「硬水」と分類しています。

しかし、これでは分かりにくいので近年では便宜的に、硬度が100未満のものを「軟水」。それ以上を「硬水」と呼ぶようになっています。また、最近では輸入のミネラルウオーターが増え、さまざまな硬度の水が販売されるようになってきたので、同じ硬水でも硬度100〜300程度のものを「中硬水」読んで区別するようになりました。

調乳水の比較
<従来の浄水器と逆浸透膜(RO)純水との比較>

調乳システムの比較

  協力会社リンク    アイ・タック技研株式会社  /  海野技研工業有限会社  /  株式会社 エムキューブ
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